市長近況短信 No.16  (7月上旬号)
  《協働すること》                   ※協働とは、相談し力を合わせて働く(活動する)こと

 梅雨空の合間をぬって葛葉川の美化清掃が実施されました。自治会の皆さん、かながわトラストみどり財団、勿論
市も共催しています。新九沢橋下の川のゴミ拾い等、大勢の市民が出て清掃活動が行われました。
    
  《夏のチューリップ》

 「チューリップが咲いています。見にいってください。」夏の
チューリップと聞いて、えっ!びっくり。早速行ってみました。
咲いている、咲いている、色とりどりのチューリップが。
そこは、実に味があり、温かみのある色に囲まれた花壇のようで
した。
 末広小学校から東田原(中曽屋自治会)並びにくず葉台(くず
葉台自治会)への通学路は、246号線の下のトンネルを抜けて
いきますが、そのトンネルの壁には、いつも落書きがされ、子ど
もたちが通る道に相応しくないものでした。
「あのトンネルに花の絵を描いて、明るく楽しい道にしたい。」
「皆が意識を向けることで、安全度も向上するのでは…。」そん
な声が自治会員の中からあがりました。
 中曽屋とくず葉台の有志が自治会員に呼びかけをして、幼児か
ら高校生や大人まで、延べで80名が参加し、下地作りから描く
作業まで…チューリップをモチーフにし、一年中枯れることなく
咲き続ける花で20メートル余りのトンネルは大変身を遂げまし
た。
 2つの自治会による共同作業という試みも初めて、トンネルに
絵を描くという試みも初めて、とのことでした。チューリップの
花たちは、通学通園する子どもたちを、ほのぼのとした面持ちで
見守ってくれるのではないでしょうか。

描画風景
僕は何を描くのかな?

完成したチューリップロード
完成したチューリップロード
《里親に育まれ》

 次は本物の花の話です。大根公園の管理棟脇の花壇には、サル
ビアやナデシコが咲いています。
秦野市では平成15年6月に「公園里親制度」が発足しました。
ここ大根公園は「明るい社会づくりの会」の皆さんが里親をして
います。季節に合わせた花。株の大きさによって用いる数も異な
り、その配置もなかなか大変です。水やり、草取り等々…本当に
親が我が子を慈しむように、大切に育てています。公園を訪れる
方々に「いつもきれいね」と言っていただけるように維持管理す
る努力は大変なものだと思います。
 運動公園の花壇も水無川河川敷の花壇も、ポケットパーク(住
宅地や街の一画、歩道の一部等を確保して作った小さな公園)の
花壇も、行政組織だけでは手が行き届かないところに、自治会や
各種団体、商店街、同好会の皆さんによる素晴らしい協働事業が
花開いています。
ポケットパークの散水風景
美しい花も水があって はじめて生き生き!

 《こんな話も…》

 末広小学校の脇にある桜並木にもポケットパークがあります。ベンチが2個置いてある小さなものですが、散歩を
する人たちの休憩場になっています。その横にある花壇に3月から4月にかけて、6−2という文字が花で描かれて
いました。近所の温室に花を買いにいった6年生の生徒から「卒業記念に花を…」と聞いた農家の方は「そういう話
じゃ、お金は貰えないよ。」と笑顔で苗を提供してくれたそうです。双方の心意気に、心が温まる話ではないでしょ
うか。現在この公園は、蔵の前自治会の皆さんが管理をして下さっているそうです。
 そういえば、末広小学校から川に降りることが出来る階段を取り付けたのは、以前私が浪人中にPTA役員をして
いた時だったなぁ〜と思いだしました。その階段に隣接したポケットパークで咲いた優しさの花です。

 新聞もテレビのニュースも殺伐とした話が多い昨今、心温まる話に触れるとホッと心が和みます。
チョット立ち止まって花を見る心を持って人に接したら…花を慈しむ心で子どもたちに接したら…
「あの子もこの子も地域の子」こんな心で子どもたちを見守れたら…悲しい話は減少していくのではないのかなぁ〜
と思った3つの花にまつわる協働作業のエピソードでした。

 ※公園里親制度に関心のある方は、市役所《公園みどり課》に、お問い合わせください。