市長近況短信 No.18  (7月下旬号)

 《社会を明るくする運動》

 7月は社会を明るくする運動月間と言うことで、全国で
様々な取り組みが実施されました。私もいつも市役所の中
に居るわけではなく、時には駅頭に出て啓発活動にも参加
します。
 秦野駅前に集合した本町小学校の児童たち、南が丘高校
の生徒たちは皆、真っ黒に日焼けした顔にキラキラ輝く瞳。
参加した大人たちに負けないくらいの元気な声で街行く人
たちに呼びかけ、チラシを配ってくれました。

 一言に明るい社会と言っても、どんな社会を明るいと言
うのか?その答えは一人ひとり微妙に異なるものでしょう。
今の日本では、日常生活に鉄砲玉が飛んで来ることはあり
えませんが、それに代わる社会不安をあおるものはたくさ
ん飛んで来ます。交通事故、自然災害、ドラッグ・・枚挙
にいとまがありません。不安を取り除く努力をすると同時
に、こんな明るい笑顔の子どもたちが大勢居てくれたら、
町中に子どもが溢れていたら、我が街は「明るい」と言え
るのではないでしょうか。

 秦野駅前に立ちながら考えたことです。先人曰く
   一年後を楽しみたければ 花を育てろ
   十年後を楽しみたければ 木を育てろ
   百年後を楽しみたければ 人を育てろ
 まさに!この子どもたちがスクスクと成長し、困難にも
挫けず「明日はもっといい日が来る」と信じて生きていっ
てくれたら…もっと明るい社会に必ずなる!と思い、そん
な社会をつくる責務をひしひしと感じた一日でした。

 《生徒会新聞が届いた》

 見出しは「ドキドキの市長訪問」とある渋沢中学校の新
聞。ジャワ島地震支援募金を日赤秦野地区長を務める私の
手元に届けに来てくれた時のことが特集されていました。
「裏話を暴露します」ということで…当日、いざ出発とい
う時に、一番大切な募金を誰が持っているの?→誰も持っ
ていない!→職員室に猛ダッシュ!→無事に募金を抱えて
出発したそうな。出発前に気づいて本当に良かったですね。
 私は感謝状を用意して到着を待っていました。募金を預
かり、生徒たちからインタビューを受け、その経緯が生徒
会新聞の特集記事にまとめられていました。記事の締めが、
募金に協力してくれた皆さん(全校生徒・先生方・保護者
の皆さん)への感謝の言葉で結ばれているのに、生徒たち
の心を真摯に受け止め、百年の計を持ってこの子らを育ん
でいかなければならないと、決意を新たにした日となりま
した。

 《Never Give Up!》

 もう一つ、渋沢中学校の生徒会新聞の中に前記の言葉が
書かれていました。本年のスローガンだそうです。十代の
青春真っ只中の生徒たちにも大切な言葉ですが、私も行動
を起こした時にはいつも「Never Give Up!」
(決して最後まで諦めない!)と自分自身に言い聞かせな
がら生きて来ました。そうだ!この際年齢差は関係ない、
要はやる気なんだよなぁ〜と大いに気を良くし、渋沢中の
生徒の皆さんから、元気とやる気と勇気を送り込まれた気
がして、感謝感謝です。
 子どもたちが様々な場面で社会参加をする。これはただ
大人に守られて(庇護)いる存在から、社会に役立とうと
行動することによってボランティア精神が生まれます。こ
うして社会活動に関心を持ち、やがて大人になった日に、
自ら考え行動出来る(自発性・自主性)と他を思いやる心
が培われていくのだろうと考え、梅雨空の蒸し暑い7月に、
さわやかな風を感じました。


   秦野駅前で「社会を明るくする運動」の
   呼びかけをする、本町小学校の児童たち


    同じく、南が丘高校の生徒たち


  渋沢中学校の生徒会新聞
    市長を訪問したときの記事が満載されている