市長近況短信 No.21  (8月下旬号)

《再びヒヤリング》

 前々回(19号)に引き続きヒヤリングの話です。暑い中、今度は湘南行政センターで公明党県議団へのリクエス
ト(要望)をしました。もちろん、企画・環境農政・下水道・建設・都市計画・福祉の各部長が同席しました。この
日の私のリクエストは、我が街の市益(こういう言葉があるのかどうか? でも国益・県益という言葉があるので、
あえて使います)を考えて次の2点に絞りました。

《下水道事業》

 県道平塚秦野線と小田急線の間に浄水管理センターが出来て4半世紀、下水道事業が始まって30年余りが経ち、
平成22年までにすべての地域で下水道敷設が完了する予定です。
 下水道事業は「単独」と「流域」の2つの処理方法があります。我が市では単独で下水道事業を行っています。
その他の市は下水道をどのようにしているのでしょうか?流域下水道として県の管理する施設で処理しています。
 たとえば、酒匂川流域下水道は小田原市の大半や足柄平野の市町が利用し、相模川左岸流域下水道は平塚市や湘南
の各市が利用しています。つまり、これらの市や町では下水道の施設を県が担っているのです。もちろん利用に係わ
る料金は各々で支払っていますが…。
 一方秦野市のように、施設の建設から管理維持費までを市が単独で抱えている所もあるのです。流域下水道は県が
責任を持ち、単独下水道は市が責任を持って経営しています。当然、流域に比べ単独の方は市(市民)に大きな経済
的負担がかかるのです。これは同じ県民として著しく不合理であると思っています。
 昭和40年代半ばから、当時の栗原市長が流域下水道を導入すべく涙ぐましい努力を展開していたことを、市議で
あった私はつぶさに見てきました。残念ながら願いは叶わず、秦野市は単独で浄水管理センターを建設し115億円
余りを投入、市民はその後4半世紀に亙る維持管理などの膨大な費用負担を強いられてきました。
 そこで、この不合理な負担を軽減し、同じ県民として考慮して欲しいと県議団に訴えました。

《246バイパス》

 第2東名の工事がいよいよ本格的に行われます。いずれ秦野市内を第2東名が通過するでしょう。しかし、市民に
とって第2東名以上に大切な道路は国道246号線です。その国道が慢性的な渋滞道であることは周知の事実です。
渋滞緩和のための246バイパス建設を再度要望しました。東名は物流という点では市に利益をもたらすものであっ
ても、排気ガスなどの面で不利益を被る部分もたくさんあります。
 246バイパスの件は、私が市議会議長時代に当時の柏木市長と共に要望を出しましたので、強く印象に残ってい
ます。第2東名の市内通過と同時に246バイパスを通し、日常の市民の足をスムーズにして欲しいという条件を付
けたのです。盆地という地形から、災害時に国道246号線が寸断されると交通は止まり、救援物資が届かない事態
も想定されます。
 そこで、市民の安心・安全のためにもバイパスは絶対必要だと考えます。当然、国や県にも要望し続けていますが、
公明党県議団の皆さんにも強く要望しました。次は自民党県議団とのヒヤリングです。