市長近況短信 No23  (9月中旬号)

《風間議長誕生》

 私が県議会議員に初当選したのは平成7年の春。桜の咲いてているのに全く気づかず、周囲を見渡す余裕が生ま
れたのは、緑の木々がさわやかな風になびく頃でした。横浜に通う方法を色々と試みた結果、二宮経由で行くのが
一番良いと思い、よく妻に車で送ってもらったものです。木々の緑が目に優しく、まぶしい光を受けて輝いていた
のが印象的でした。
 そんな平成7年の夏に市議会議員選挙があり、再選をめざす人、新たに立候補する人、男女併せて30名余り。
開票の行われた9月3日の真夜中。妻の運転で市中を走り回っていた私の携帯電話に吉報が飛び込んできました。
「風間さんが当選」と一言。電話の相手は、二期目の当選を既に決めていた込山市議。深夜、2人の女性候補者が
当落選上でデッドヒートを繰り広げていました。そして25票という僅差で勝ち抜いたのが風間正子さんだったの
です。日付は変わり、風間事務所に到着した時(事務所と言っても自宅の居間)、煌々と明るい部屋に興奮覚めや
らぬ女性たちが数人。その時の風間さんの言葉を今でも覚えています。
 「私たちは選挙のやり方も何も知らないで、他の候補者が朝立ちをして、お願いをしていることを聞いて、慌て
て私たちも駅頭に立ちましたよ。私たちは素人でしたから……。当選して本人が一番びっくりしているのよ。女性
パワーって、凄いものよ!看板だって手作りなんだから。」 あの日から11年が経ち。素人だと言っていた人は
猛勉強と猛アタックを積み今では議員の中でも、環境問題や福祉に関するエキスパートに成長されたのです。
風間議員は、この9月議会の初日に秦野市政初めての女性議
長(第54代)に就任されました。本人の努力は言うまでも
ありませんが、勿論一人の力だけではありません。ご主人の
支え、娘さんたちの協力、渋沢相互住宅の皆さん、そして
選挙の度に票を増やし続ける原動力となる支持者の皆さん、
風間議長を支える多くの方々に育てていただいたのだと思い
ます。3年前、女性としては初の副議長就任、そして今年
初めての女性議長誕生のはこびとなり、まさに「初」づく
しの快挙です。
 渋沢相互住宅は35,6年前に開発された住宅地で、新た
に住民になられた方も多く、遠方に故郷を持ち、でも秦野に
根付き、ここを生涯住む街としてくださった方々です。そん
な人たちの中から風間議長が誕生し、市政の中で活躍してい
ただけるのは、秦野市の大きな変化のひとつと受けとめてい
ます。これからの風間さんの更なる奮闘と、続く多くの女性
の皆さんの活躍を期待しています。

議場での発言は、議長の許可を得てします。
        右側は議会事務局長