市長近況短信 No28  (11月上旬号)
《山また山》

 我が街は県内唯一の盆地です。従って周りは山。そんな地形で
身近な筈の山ですが、なかなか登る機会は少ないようです。私は
菜の花台が大好きで、10月上旬の天気の良い週末に、時間をみ
つけて出掛けました。強風が吹いた後の快晴日でしたから、小田
原城や伊豆大島まで見え、こんなに良く見える日も珍しいなぁと
しばらく遠景を楽しみました。眼下に広がる我が街の緑、そして
道路や建物など街の全景を目にすると、街づくりへの夢が拡がる
のです。
 菜の花台でひとりの青年が声を掛けてくれました。その青年は、
海老名から自転車で山を登って来て、これから清川村を抜けて帰
るのだと話してくれました。「えっ、自転車で…」と吃驚。実に
さわやかな笑顔の青年との一期一会でした。

 10月下旬には、菜の花台からヤビツ峠を越え春嶽山へ。ここ
は金目川の源流です。金目川水害予防組合で植林を行いました。
山火事の後、平塚市内の小学生たちがブナなどを植えてくれまし
たが、生育不良の木が多いとのことで補植を実施しました。今、
山の木は鹿よけネットをつけたり、手当てをしないと順調に育た
ず、水害予防には役立ってはくれません。

 さて、そんな折り西中学校の生徒会長さんから次のような手紙
を頂きました。
 『西中学校は様々の方からのお力添えを得て、今年創立60周
年を迎えます。13年ぶりに復活した西中行事の全校登山は、昨
年花立山荘まで登りましたが、今年度は塔ケ岳まで目標をのばし、
全校生徒で取り組みます。苦しい登山の中から友情や達成感を
見いだし、さらには秦野の郷土の素晴らしさ、自然の豊かさを味
わうことを目的としています。市長!ぜひご一緒に。』(一部抜
粋)このお誘い、もちろん快諾です。

 11月上旬、西中のみなさんと丹沢の名峰塔ケ岳への登山です。
日頃運動不足気味の足腰は、塔ケ岳登山に耐えることが出来るの
か、いささか不安はありましたが…しかし、私の生活信条のひと
つに「出来るか 出来ぬか 判らぬ時は 出来ると思って やっ
てみよ」があります。
 キャラバンシューズを履くのは、なんと35年ぶり。若い中学
生たちの健脚はたいしたものです。その中学生を支援する山岳協
会の方々、無線クラブの方々、先生方、PTAの保護者の方、大
勢の大人に見守られて実施出来る全校登山です。一人ひとりが体
力に合わせた目標を持ち、最終的には自分自身との戦いです。苦
しい〜でも、もう少し頑張る〜耐える。そして達成された時には
大きな喜びを手にします。
「はだのっ子ここにあり」と、その元気・やる気を示してくれま
した。

 いま、同行させて貰ったことに感謝しています。中学生から若
さと弾むエネルギーを分けて頂いたようで…痛む腰や悲鳴をあげ
る筋肉を抱えながらも達成感でいっぱいです。このエネルギーを
市政に活かし、子供たちが誇れる故郷、愛せる街づくりのパワー
としていこうとさらなる闘志をかき立てられました。西中の生徒
諸君ありがとう!


 「いざ出発」生徒とちがって緊張感一杯


  生徒たちの元気には ただただ脱帽
       

  最終難関を前にして! 生徒は元気



   目的地「塔ケ岳」に到着
         「頑張ってよかった」
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