市長近況短信 No.3  (2月下旬号)
《頭高山…八重桜の里》

 ソメイヨシノとはちょっと趣の異なる八重桜。秦野が全国に誇る名産の一つに『桜の塩漬け』があります。桜が
完全に咲ききる前に摘み取り、塩漬けにしたもので、これは和菓子を飾ったり、婚礼の席で『桜茶』として使われ
たりするものです。毎年、摘み取りの時期になると、その様子がテレビで放映されるので、ご存じの方も多いので
はないかと思います。
 千村にある頭高山(ずっこうやま)には、たくさんの八重桜が植えられ、市民の目を楽しませてくれています。
今年も『頭高山を愛する会』(岡部会長)の皆さんから、ご案内を頂きました。

 渋沢駅から八重桜の里まで歩くと、1時間はかかりますので、足に自信のない方は行ける所まで車で行き、後は
細い山道を歩いていけば、やがてあずま屋のある広場にでます。
 例年花の時期、私は『頭高山を愛する会』の皆さんが準備された食事をほお張りつつ、秦野の春を堪能します。
桜といえばソメイヨシノと思われがちですが、実は様々な種類があり、八重桜も息の長い華やかなものです。『頭
高山を愛する会』の方々やライオンズクラブの皆さんのご尽力により、桜が植えられ、もうすぐ八重桜の季節を迎
えます。

 桜を楽しんだ後に、もう一つの楽しみがあります。それは泉蔵寺のチューリップです。ご住職や檀信徒の方々の
「花を愛する心と寺を慈しむ思い」が、寺一面のチューリップとなって表れています。様々な形、多彩な色合いの
チューリップが境内を埋め尽くし、甘酒などが用意された泉蔵寺にも春が満ち満ちています。

 私は、秦野盆地を四季折々の花で一杯にしたいと考えています。梅、ソメイヨシノ、チューリップ、しだれ桜、
菜の花、八重桜、そして紫陽花等々。
 「あの街に行くと、いつも花が咲いているよ」
 「水無川の河川敷を歩いてごらん、花壇の花が競い合って咲いているから」
 「背景の山の緑と菜の花の黄色、このコントラストが素晴らしい」
 「花に囲まれながら、貸農園で野菜を作ってみたいな」
こんな会話が小田急線の車内で聞けたなら…私の夢は拡がります。

 しかし、夢はただ見るだけのものではなく、実現への努力をして「確かな夢」となり、実現することでまた新た
な夢を生み出します。あの浜名湖花博を見学してから早くも2年が経ちました。この盆地をそのまま花博の会場に
出来たなら…夢は果てしなく続きます。

泉蔵寺の境内の見事なチューリップ 千村の竹久保氏とトン汁を楽しむ
泉蔵寺の境内。見事なチューリップです。(17年春写す) 千村の竹久保氏とトン汁を楽しむ。(17年春の写真)