| 市長近況短信 No40 (3月中旬号) | ||
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《100年の計》 3月議会が間もなく終わろうとしています。飛び立った飛行機が いよいよ安定飛行へと進みます。将来を見据えた3つの構想を重点 プロジェクトに位置づけました。 @利用者の視点から施設の在り方を見直す。 『カルチャーパーク再編整備構想』 A秦野盆地の中心を流れる川を活かし、新たな都市環境を創る。 『水無川“風の道”構想』 B本市を象徴する緑を保全し創造する。 『はだの1世紀の森林(もり)づくり構想』 この3つの構想は、秦野らしさを実現する第1歩になると思いま す。 まず、運動公園を中心としたカルチャーパークですが、ここは、 戦中戦後に開墾された食料生産地であり、秦野市と西秦野町の境界 でもありました。河川の護岸工事をし、河川敷から余剰地を造り、 そこを利用して市民の憩える公園を創り出そうとしたのは、加藤喜 太郎市長でした。当時は「喜太郎対栗藤」(加藤喜太郎VS栗原藤 次)と言われるほど、我が町は政争の町でした。加藤市長の描いた 青写真を、政敵であったにもかかわらず、栗原市長が引き続き実行 したのです。たとえ選挙で争った相手であっても、市民のためにな るか否かで判断をくだし、有用な構想は採り上げていくという姿勢 には、学ぶべきものがあります。 陸上競技場から噴水のある広場、プール、野球場と次々に拡げら れて、現在の形が出来あがりました。次いで、柏木市長から二宮市 長へと引き継がれた大事業なのですが、永い時間をかけて造られた もの故に、全体としてのまとまりが欠けています。 たとえば、公園を一周する道路が無いのです。そこで利用者の立 場にたった散歩道やジョギングコースを設計したり、駐車場の出入 口を変更して、使いやすく、安全で快適な公園を鳥のように空から 見渡した視点で、総合的に考えていきたいのです。 この公園の脇を流れる水無川は、盆地の中央を縦断し、ゆとりの 空間を生んでいます。普段、水の流れは少なくても、一度山に大雨 が降れば濁流となることは、皆さんご承知の川です。護岸工事は戸 川公園の風の吊り橋から新常盤橋まで、ほぼ整備されました。この 風の吊り橋から吹き抜ける風は、川や護岸を通る風の道となってい ます。これは、市民の憩いの場、観光客の訪れる道として利用すべ きです。周囲の鮮やかな緑、車の通らない道、四季折々の花を愛で る花壇、花咲く木々…盆地の真ん中を通り抜ける「風の道」が出来 たら、次世代にも伝えられる、市民の大切な財産になるのではあり ませんか。 盆地の周囲にある海抜300メートルまでの森林を里山といいま す。市域の中には広大な里山があり、ここは里山に囲まれた街なの です。この里山が市民の生活に大きな影響を持っています。循環型 社会で手入れの行き届いた森林は姿を消し、すっかり忘れられた存 在になってしまった森林を再生していきたいのです。つまり、この ことが「森林づくり構想」なのです。樹木は成長するのに25年か かると言われています。低木、中木、高木が共生する里山に手を加 えつつ、50年で失われてしまった森林を100年かけて市民の生 活基盤ともなる里山へと育んでいきたいのです。 長期的構想を持ち、着実に足元を固めながら歩み出すことも、政 治の大切な役目であると考えます。3月議会は、このように先を見 通した予算編成をいたしました。街づくりへの夢は、まず一歩を踏 み出したところです。 |
![]() 3月議会開会中 ![]() カルチャーパーク「健康の泉」 ![]() 市民が憩う「風の道」 ![]() 「里山づくり」への努力が始まりました |
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