市長近況短信 No.5  (3月中旬号)
《どぶろく祭り》

 「市長、是非来てください」こんな野太い声に誘われて『秦野どぶろく祭り』に参加しました。3月12日(日)
秦野駅前のまほろば館→若竹の泉(千村)で行われました。休耕地となった田で、地域のボランティアの方々が育て
た酒米(五百万石種)と丹沢の名水、そして、地元の蔵元に地酒(どぶろく/にごり酒)づくりをしていただき、完
成した酒を地域の皆で楽しむ催しです。
 私が子どもの頃、「米という字を見てごらん。八十八となるだろう。米を作るのには、八十八の手間がかかる大変
な仕事なんだ。だからご飯粒は残すもんじゃない、バチが当たるよ。」こんなことを祖父母によく言われたものです。
 その通り!米作りには大変な手間がかかります。ボランティアの皆さんの手による酒米。こんこんと湧き出る名水。
それを酒にするプロの腕。こんなどぶろくが美味しくないはずはありません!実に、体中に染み渡るような味とは、
このことでしょう。
 白く濁る液体、それは飛騨白川郷のどぶろく祭りのご神酒にも似て、懐かしい田舎の味。炉辺でパチパチと鳴る薪
の音を聞きながら酒を酌み交わす、そんなイメージの広がる味なのです。

《田舎でありたい》

 秦野の目指す街の姿を、私は「いい意味での田舎でありたい」と表現してきました。菜の花台から眺める、この盆
地の中で「一人ひとりが真剣に生きていて生き甲斐がある。でも、ひとりではない。地域の力がある、市民力がある
街でありたい」と考えています。どぶろくを飲みながら、豚汁を作りながら、ご近所同士が知り合い、仲良く声を掛
け合える街。そんな意味でも、地域のボランティアの皆さんに支えられている、このどぶろく祭りが、来年もその先
もずっとずっと続いて行くように!と願っています。
挨拶する古谷市長 ひょっとこ踊り
 突然現れた「変なおじさん」と紹介を受け一同大爆笑    紅白幕にひょっとこ踊り祭り気分は最高潮です。