| 市長近況短信 No57 (9月上旬号) | ||
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《備えよ!常に》 「ブルブルブル」携帯電話のバイブレーションが着信を知らせて います。「誰だろう?」画面には、懐かしい名前が表示されていま す。横浜市選出の関口県会議員の携帯からでした。 開口一番、「やぁ〜や、大感激だよ!」 「ん…?」突然の話に、何が何やら判らない私。 しかし、感激の中身を話す関口県議のはずんだ声に、Oh納得。 8月中、中越沖地震の被災地「柏崎市」に、秦野市から応援の職 員を派遣していたのです。職員は、テレビにもよく映されていた 「柏崎小学校避難所」の運営を担当し、作業着に秦野市の腕章をつ けて活動していました。県議会から視察に訪れた関口県議が、その 姿を見かけて、思わず職員に声をかけたそうです。 旧知の関口県議いわく「遠い秦野から。すぐに戦力となりうる市 職員や教職員を応援に派遣するのは、職員の日頃の仕事の手当ても しなければならないし、色々とあるだろうに…『秦野市』の腕章を 見て感激したんだ。さすが、古谷君だ、決断が早い。友人として僕 までが誇らしかったよ」…そして前記の電話へと繋がったのです。 話は8月上旬に遡ります。被災地に義援金を運んだ際、応援職員 の派遣を依頼されました。その要望に応えて直ぐに体勢を整え、派 遣される職員は、役所や学校での自分の仕事を他の職員に頼み、第 1陣から第4陣までが順次むかったのです。応援要請に即、応じた のは、柏崎市民のためでもありますが、実は秦野市民のためにもな ると判断したからです。「百聞は一見にしかず」との諺にもあるよ うに、地震や大災害がおきた時に、行政はどう取り組み、避難所の 中ではどんな問題があり、どう対処するか?職員には、机上の論理 では判り得ないことを、実際に体験して欲しかったのです。 広域避難所の暑さ・埃・臭いなどは、現地でなければ体感できま せん。段ボールでプライバシーを守ると言っても、猛暑の中では、 とても囲いをするどころでは無いことや、長引くと避難所生活によ るストレスも大変であること。臨時トイレが1800カ所設けられ ていても、そこの掃除や汲み取りなどの維持管理の大変さ。実に多 くのことを学びとってきました。そして、学んだ事柄を周囲に伝え ることで体験を共有し、まさかに備えることができるのです。 さて、9月2日は防災訓練の日。昨年同様に、参加し実践して学 ぶ訓練でした。上地区の柳川・菖蒲の市民が上小学校に集まり、炊 き出し・チェーンソー等の防災用具の試用・毛布と竹での簡易担架 作り・自衛隊ヘリコプターの救援物資輸送訓練(本年が初めて)・ 救援物資をリヤカーを使って受け取り運搬する方法・土砂に埋まっ た人の救出訓練等と共に、医師会・歯科医師会の救護テントでの活 動訓練も行われるなど、様々な取り組みが実施されました。 そして、市内各地でも色々な取り組みが展開され、アルファ米を 試食した自治会や担架運用訓練をした自治会。組長さんが実際に1 軒1軒の安否確認に歩いた自治会等、その取り組み方は一律ではあ りませんが、どこも真剣に取り組んでいただけたと思います。訓練 参加者数は14.835名。実に多くの市民が、何らかの形で訓練 に参加してくれました。 「備えよ!常に」行政も自治会も、ご近所も各家庭でも、まさか に備えることを、常に忘れずにいたいものです。 |
![]() 柏崎市に派遣された職員。真剣に活動中 ![]() 配膳作業にマスク着用 衛生面に配慮 ![]() 9月2日防災訓練。市役所講堂にて |
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