| 市長近況短信 No63 (11月上旬号) | ||
| 《市民の日》
昭和55年に始まった「市民の日」27年前に、今日の賑わいが 予想できたでしょうか。町田市で行われた「10万人の個店」を見 て、これと同じような催しができないものかと考えたのが「市民の 日」の始まりでした。 しかし行政は、新しい催し物を直ぐにやろう!とはしませんでし た。例えば、政治団体の出店参加はダメ、宗教団体もダメ、労働組 合もダメ…ダメダメの目白押しでした。そこで、市会議員だった私 は、当時の栗原市長に耳打ちしたのです。 「この催しは、市民と市長の距離を飛躍的に近づけますよ。市長 の人柄を知って貰う良い機会です。市長が訪問するのではなく、市 民が来てくださるのですからね」と。 翌日、当時の市民部長から電話が入りました。市長から古谷議員 の話をもう一度よ〜く聞くようにとの話があったそうです。急転直 下、事業開始への準備が始まりました。ダメダメではなく、皆が決 めた出店ルールを守りさえすれば、どんな団体でも参加ができると いう画期的なものでした。 勿論、これは私ひとりの手柄ではありません。先進地の行事を研 究した清水潔氏を中心とした若い職員の新しいものに挑戦する情熱 と、良いものは我が町に取り入れようとする柔軟で積極的な姿勢が 市長にあったからなのです。もし市長が自分の経験や価値観にとら われて、周囲の意見に耳を傾けることをしなかったら、その町の政 治は停滞し、元気がなくなり、市民が役所に期待しなくなります。 市長は常に、柔軟な姿勢と周囲の意見を聴く大きな耳を持っていな ければなりません。耳に心地よい話ばかりが聞こえてきたら、要注 意、静かに内省しなければならないと思います。 さて、当日。朝一面を覆っていた曇り空から、少しずつ晴れ間が のぞき、やがて昼ごろには明るい日差しに包まれました。ゆったり と会場を歩き回りながら、さすが11月3日は晴れの特異日だなぁ と感心していました。 会場に足を踏み入れると、たばこ祭や丹沢祭とはチョット異なる 雰囲気があります。それは、市民手作りの催しだからこそ、賑わい の中にもアットホームな温かさが漂うからなのでしょう。揃いのウ インドブレーカーの集団あり、白衣のようなものを着たグループあ り、各店その出店の趣旨は実に様々のようです。バザーのように集 めた品物を並べている店、古着屋、うどん・そばの店、焼きそば、 焼き鳥、そして手作り品や野菜を売る店、郷土料理、懐かしい故郷 をPRする各県人会等々。出店内容の巾の広さは、たばこ祭以上か もしれません。行政のPRコーナーも設けられ、税務相談から医療 健康相談など、実に多種多様です。 そうそう、もう一つ昨年から始まった消防車のパレードもありま す。各消防団により常に整備管理され、いつでも即行動開始状態に なっている車輌ですが、普段あまり目に触れません。消防車がいつ も街の中を守っていることを市民の皆さんは、よくご存じですが、 凛々しい制服に身を包んだ消防団の方を身近に感じ、普段一般市民 が乗る機会のない消防車に試乗するという取り組みもありました。 今後まだまだ発展する「市民の日」。私にとっては、柔軟な姿勢で 行政に取り組むことを肝に銘ずる日でもあります。 本年の来場者数は13万7千人。秦野市人口約17万人のほぼ3 分の2以上の皆さんが参加されたことになります。カルチャーパー クと風の道水無川緑地がひとつになり、名実共に市民による市民の ための市民の日なのです。 来年の「市民の日」には歩行者天国を利用して、色々なストリー トパフォーマンス大会をやってみたら面白いかもしれないなぁ〜な どと、夢は限りなく拡がります。 |
![]() シスターマリアと談笑 国際交流広場 ![]() 県人会の皆様も大活躍 ![]() 消防車に乗って大満足 ![]() 広報「はだの」[市民の日]のお知らせ記事 |
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