市長近況短信 No65  (11月下旬号)
  《100万人》
   
 玄関で100万人目のお客様を待つこと30分余り。花束を渡す
方が、いつ姿を現すのか…今か今かと待ち構えていたのは、11月
21日昼頃のことです。
 平成13年10月にオープンした市営温泉施設「鶴巻温泉弘法の
里湯」が、入場者100万人を達成した記念すべき瞬間。100万
人目の入場者は、下大槻の主婦小宮友子さんと内海京子さんのお二
人でした。お二人共、弘法の里湯を良くご利用頂いている方のよう
ですが「おめでとうございます」と声を掛けられても「キョトン!
何がおめでたいの?」と理解出来ないご様子…すぐに相原総支配人
から「貴女方が100万人目の入場者です」との詳しい説明を受け
て、納得されました。
 この日の準備は11月初旬から既に始められていました。オープ
ンから6年間の毎日・毎月の利用者数の統計をみると、11月下旬
には100万人達成が予想されていました。その日がいつなのか、
そしてどの様なセレモニーをするのか、総支配人や支配人、関係者
皆が知恵を絞ったことだろうと思います。

 当初、100万人達成には12年かかると予想されていた施設で
あり、4年を経過した頃より利用者数の伸び悩みが出てきたり、近
くに同種の民間施設があったりと、市営施設の限界が見えてきたよ
うな時期もありました。そこで頑張ったのが、相原総支配人と彼を
支えるスタッフの皆さんです。当然、オープンに漕ぎ着けるまでの
難問克服やスタート時から努力を重ねてきた多くの関係者の尽力の
上に成り立っている話ではありますが、現在の関係者の皆さんは、
とても柔軟な態勢で取り組み、誘客への知恵を民間に学んだりと、
様々な工夫を展開してきました。
 例えば、特別割引券の発行、一旦施設を出て近辺の食堂で食事を
する場合の時間延長サービスなど、中でも極め付けは、大学の落語
研究会を呼んで、練習兼発表の場を提供することによって、大学生
にも入場者にも喜んで貰えた企画です。これらの工夫は全部スタッ
フ皆さんのアイデアでした。勿論、相原総支配人はデスクワークの
みをしていたわけではありません。市役所の中にいる時には、たぶ
んやったことの無い営業活動に果敢にアタック。その一環として、
宣伝用のポスターを貼って貰えそうな場所、ひとつひとつを尋ね歩
き、大山のケーブル駅・高尾山のケーブル駅・小田急線の駅等々に
掲示をお願いしていました。

 そして、一番大切なことは温泉施設の管理です。何しろ、人が裸
になるところです。常に清潔に、使い易く、また来ようという気持
ちになって頂くような工夫を続けたのです。6年経っても新品同様
いつも、どこもピカピカに磨いておくことは大変な努力です。
 勿論、外からの応援団もありました。里湯の外では、地元の皆さ
んが朝摘み野菜・お菓子・漬物等を並べて販売し、来場者の方は、
お土産にしたり、館内で味わう品として購入されているようです。
一歩足を踏み入れた館内の「やまなみ」では、秦野の名産品が顔を
揃えています。こんな努力の結晶が、6年で100万人達成という
快挙へ繋がったのです。
  市長就任の折に、二宮尊徳翁の「大は小を積んで大となる」と言
う言葉を肝に銘じましたが、小さな努力の積み重ねが大きな結果を
もたらすのです。100万人目の入場者の小宮さんと内海さんの笑
顔に、次のステップへの地道な努力を続けることを約束させていた
だきました。何と言っても弘法の里湯は、多くの方にご利用いただ
き、地域の皆さんと共に発展し続ける施設なのですから。




100万人目のお客様を花束でお迎えする


大学の落研が頑張っています
  

小田急線鶴巻温泉駅から徒歩2分
弘法の里湯がお待ちしています
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