市長近況短信 No68  (12月下旬号)
  《「便利さ」と「優しさ」をお届けします》
   
 「スーッ」と開くドア。コンビニは、ドアを押し開けて入店する
ものだと思われていた皆さんには、「へぇ〜」と気づかれる向きも
あるかもしれません。これは、便利さの追求ではなく、身体の不自
由な方や車椅子の方への優しさの提供です。

 全国初!市役所敷地内に建った独立店舗、コンビニ「ファミリー
マート秦野市役所前店」。20日午前7時の開店時には、ご近所の
方、取材陣、見学者等々…で大賑わいだったとか。残念ながら、私
は県庁への出張途上にあったためオープンセレモニーには参加でき
ませんでしたが、役所敷地内にコンビニを作ろうという話が出てか
ら、開店の今日まで、実に幾多の困難を乗り越えたことか…。役所
という固さを代表するものと、現代の商業施設を代表するコンビニ
とが同居することに違和感を持たれた方から、少なからぬご意見が
出ました。
 しかし、コンビニの役割を見てみると、単に物品を購入するのみ
ならず、銀行ATM・振り込みなど、市民生活には欠かせぬ存在に
なっているのも事実です。加えて、桜町周辺を見渡してみると、昔
は菓子屋や八百屋等が点在していましたが、時代の流れの中で少し
ずつ姿を消し、買い物には幾分不便な場所になってしまっているよ
うでした。このオープンを受けて、少し便利になるというご近所の
期待も叶えることが出来ます。

  夕方、ちょっと様子を見に行って見ました。学校帰りの生徒たち
で賑わう中、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」の声
が飛び交っています。店内を歩いてみると、陳列棚の間隔が広く開
けてあります。当方の希望通り、車椅子の方が買い物する際にも不
便が無いようにとの心くばりです。
 店側としては、少しでも多くの商品を並べたいのが本音でしょう
が、誰にでも利用し易い、優しいコンビニであって欲しいと思い、
無理を承知でお願いをしました。

 このコンビニの役割はこれだけではありません。お気づきでしょ
うか、入口は正面だけではなく西側にもあります。秦野市観光協会
が東庁舎から移転し、看板を掲げ観光アピールに奮闘しています。
そして、店内レジ脇には地元の特産品(落花生・茶・酒・菓子等)
が取り揃えてあります。急にお土産物が必要となった時は、ここに
来れば必ず手に入ります。大いに利用していただきたいものです。
まだまだ便利はあります。図書館で借りた本の返却受付や文化会館
のイベントチケットの販売なども行い、市民の皆さんへ便利さをお
届けしています。

 ゆくゆくの希望はもっとあります。この24時間営業という利点
を活かして、住民票の請求受付や受け渡しも出来たらと考えていま
す。「便利さ」だけではなく、「優しさ」も兼ね備えた店に、プラ
ス「安心」もあります。駐車場を隔てた隣には交番があり、こちら
も24時間見守ってくれているので安心です。
 やってみようと思って動き始めなければ、市役所とコンビニと交
番との出会いはありませんでした。「動いてみて良かった。出会え
て良かった」年の瀬に振り返り、今年も一年「誰かの幸せも幸せに
数えられる人でいたい」そんな亥年の年男が突っ走った年でした。

  !!皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!!



開店当日 テント並んではなやかなオープン



秦野市観光協会の推奨品フェア



レジ横の観光協会入口
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