市長近況短信 No.9  (4月下旬号)
《パサデナ物語U》

 パサデナ市長マララブ夫妻以下13名の公式訪問団は、秦野との交流を深めたいと遠くテキサスから、3つの望みを携えて訪れました。
 @ひとりでも多くの市民と直接交流したい。
      A秦野を出来る限り見たい。
      B是非さくらを観たい。
 市民の皆さんとの交流は、実に多種多彩にわたって進行しました。例を挙げれば、市役所と到着時スタンバイした南が丘高校吹奏楽部のメンバーと鈴張保育園の子どもたち、にぎやかな歓迎でした。当日の夜のパーティでは、一般市民も参加し、路の会の岩井流舞踊や南が丘高校生の合唱なども披露されました。締めくくりは「線路は続くよ どこまでも」を全員合唱しました。会場となった商工会議所ホールは、笑いざわめき、歓談の輪が広がっていました。世界中にこんな輪がたくさんあったなら、戦争などは起こらないだろうと感じ、市民レベルの草の根交流の大切さを再認識しました。
 秦野を!日本を!見て頂くには、まずは丹沢の山並み−風の吊り橋−中央運動公園−そしてパサデナ通り。テキサス州パサデナには山がありませんから、緑の山に囲まれた盆地に立つこと、それだけで秦野の春を感じて頂けるのです。

 かつて、栗原藤次市長はパサデナへ公式訪問したおりに、こんなスピーチをしていました。
 「パサデナの皆さんにお見せしたいものの一つに、緑豊かな山々があります。我が街秦野は、周囲を山に囲まれた緑と水の街です。丹沢山を飛行機に乗せて持って来たかったのですが、あまりに大きくて乗せることが出来ず残念です。」とウィットに富んだスピーチは、万雷の拍手で迎えられました。
 皇居のさくら−鎌倉の段かずらの桜−小田原城の桜と数々の桜の名所を訪ねましたが、当然一番は水無川沿いの桜など我が街秦野が誇る桜でした。街中いたる所の桜が満開、訪問団の皆さんは「ワンダフル!!」の連発、笑顔も満開でした。
パサデナ市長ご夫妻に福ダルマをプレゼント
   サヨナラパーティーで「七転八起」の説明を
  しながら、福ダルマをプレゼント

永い間パサデナにかかわってきた府川・古谷コンビ
  府川・古谷コンビで、永い間パサデナに
  かかわってきました

〜桜の奇跡〜
 我々が遠方の桜を見ようと計画しても、なかなか満開時には当たらず、自然相手の旅を計画する難しさは誰もが
感じているものです。
 しかし、今回の訪問団は、桜の満開と同時に飛行機から降り立ち、満開を維持し続けている中で成田から帰路に
着くといった幸運に当りました。公式訪問団を迎えた桜の咲き模様は、「まさに、桜の奇跡だね!」との市民の言
葉は実感です。温かいもてなしを計画した友好委員会、ホームスティ受け入れ家庭、各学校、そして市民活動推進
室の職員に「お疲れさま、ありがとう」と感謝一杯のパサデナ物語でした。